シンデレラ(Cinderella)
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
一幕シンデレラの家。シンデレラは暖炉の横で床を磨いている。義理の姉たちは舞踏会の準備に忙しい。やがて喧嘩になり部屋を去って行く。舞踏会に行けないシンデレラがひとり母親の生きていた頃を懐かしんでいると、父親が慰めにやってくる。そこへ継母と義理の姉たちが戻ってきて争いになる。そのとき物乞いの老婆が入ってくる。姉たちは追っ払うが、心優しいシンデレラは自分のパンを分け与える。 宝石屋、仕立屋、美容師などがやってきて継母と義理の姉たちは舞踏会のために装う。ダンス教師が現れ、ガボットの稽古が始まる。シンデレラはそのステップを隠れて練習している。やがて父親と継母、義理の姉たちは舞踏会に出かけていく。 ひとり残されたシンデレラが箒を相手にガボットを踊っていると、先ほどの老婆があらわれ善の妖精に変身する。妖精は心の優しいシンデレラを舞踏会に行かせてあげるという。四季の精霊たちを呼び出し、シンデレラに花、ドレス、ベール、ティアラをプレゼントして舞踏会の支度をさせる。そして時計が12時の鐘を打つ前に必ず戻るようにと忠告し、かぼちゃを変身させた馬車にシンデレラを乗せて見送る。
ニ幕
宮殿での舞踏会。チャルダッシュ、マズルカなどの宮廷舞踊が踊られ、道化師が跳び回る。ファンファーレとともに王子が登場し踊りも最高潮に達した時、不思議な音楽が流れ、星の精に導かれたシンデレラがあらわれる。あまりの美しさに継母や姉たちもシンデレラとは気付かない。王子は一目でシンデレラに心奪われ、2人のワルツが始まる。山海の珍味が運ばれてきて、王子はこの国では珍しいオレンジを3つシンデレラに贈る。優しいシンデレラは、このオレンジを羨ましそうに見ていた継母と姉たちに1つずつ分け与える。
2人きりになったシンデレラと王子は互いに愛を告白し、美しいアダージオが踊られる。再びワルツが始まり舞踏会もたけなわとなった時、時計が12時を打ち始める。妖精の忠告を思い出したシンデレラは慌てて舞踏会から走り去る。途中で靴が片方脱げた事にも気付かずに。 時計が最後の鐘を打った時、シンデレラはもとのみすぼらしい姿に戻ってしまう。王子はシンデレラが残した片方の靴を拾い上げ、この靴の持ち主を必ず探し出す事を誓う。
三幕
王子は国中の靴屋を呼び出してシンデレラの靴を作った者を探したが、その美しいガラスの靴を作れる者は誰もいない。王子は決心して、シンデレラを探すため旅に出る。 シンデレラの生活はそれまでと少しも変わっていない。ただひとつ変わった事は、仕事の合間にそっとエプロンのポケットから片方の靴を出し、眺めてはため息をつくばかり。やがて姉たちがやってきて、舞踏会で星の国のお姫様にもらったオレンジを見せびらかす。やがてまた喧嘩になり大騒ぎになったところへ継母が駆け込んできて、王子が片方の靴に足の合う女性を探している事を知らせる。王子があらわれ、姉たちは自分の大きな足をガラスの靴にいれようとするが入らない。靴に足を合わせるため、つま先を大ハサミで切ろうとするのを止めに入ったシンデレラのエプロンからもう片方の靴が落ちる。王子はそのみすぼらしい娘が舞踏会で出会った美しい姫であると気付く。善の妖精が現れ、2人を祝福する。
【代表的な音楽】
有名な曲
製作音楽は『 バレエの小箱 』のShingaiさんです。


