火の鳥(L'oiseau de Feu)
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
幕が上がると舞台の中央には黄金の果実をつけた一本の木が立っていて、一羽の鳥が背景を横切る。上手に高い壁があり、王子イワンが手に弓を持って鳥が再び現れるのを用心深く待っている。はばたきが聞こえ、火の鳥が木のもとにあわられるとイワンは狙いを定め、弓を射るが矢は外れる。鳥は驚いて飛び去るが、すぐに戻ってくる。魔法の木の黄金の果実が欲しいのだ。イワンは忍びより、今度は素手で火の鳥を捕える。火の鳥は逃れようとするがかなわず、やがて疲れ果て、自分の黄金の羽を差し出して見逃してくれるようにイワンに頼む。イワンは火の鳥を許し、逃してやる。魔法使いカシチュイの城から12人の乙女があらわれ、黄金の果実で遊び始める。イワンが姿をあらわして仲間に加わろうとするが、身分の高いひとりの乙女ツァレヴナは、彼にここを離れるように言う。突然轟音が響き、驚いた乙女たちは城へと走り去り、門は閉ざされる。イワンが門を開けようとすると、中から魔物の群が出てきてイワンを縛り上げる。乙女たちとカシチュイがあらわれる。カシチュイはイワンに魔法をかけようとするが、イワンは火の鳥との約束を思い出し黄金の羽を高く振り上げる。すると火の鳥があらわれ、魔物たちを激しく踊らせ眠らせてしまう。そしてイワンに命じて黄金の木の根元を探すように言う。やがてイワンはカシチュイの魂が入った大きな卵を見つけ、それを地面に叩きつける。轟音が起こり、カシチュイは滅びる。
カシチュイの魔法から救い出された貴族たちはイワンを誉め贊える。イワンはツァレヴナと結婚し、王位につく。
【代表的な音楽】
有名な曲
製作音楽は『 バレエの小箱 』のShingaiさんです。


